こんにちは、ラッコ(@rakkoblog)です。
今回の記事は進路で悩んでいる高校生やその親御さんの役に立てばと思って書いたものです。
高校で進級する際や志望大学を決める際に理系か文系か選ばなければならない場面があると思いますが、将来やりたいことなどが決まってない場合、選択が難しいと思います。
私も高校生のときは将来やりたいことなどなく、進路には悩んだものです。
得意科目で決めるのが比較的簡単ですが、それでも決められないという人には理系がおすすめです。
その理由は理系の方が就職に有利だからです(特に理学部などよりも工学部系の方が有利です)。
私も色々考えましたが最終的には就職のことを考えて工学部に入り、実際その選択は合っていたと思えています。
理系の方が就職に有利な理由
1. 大学からの推薦で面接が受けられる
聞いたことある人も多いかもしれませんが、工学部などでは就職活動の際、推薦という仕組みがあります。
推薦の仕組み
推薦の仕組みは簡単に説明すると以下のような感じです。
①企業が大学の各専攻に推薦枠を提示
②大学側が推薦枠の人数内で学生を選考
③学生は推薦状を持って企業に面接を受けに行く
推薦で行ける企業は大学によってそれぞれですが、地方国立大学レベルでも大企業への推薦はありますし、旧帝大レベルであればほとんどの人が推薦で大企業に行けるくらい推薦枠があります。
推薦で有利にはなるが確実に内定がもらえる訳ではない
普通に受ければ何度も面接を受けないといけないところを推薦であれば最終面接から受けれたりするので圧倒的に有利です。
ただし一昔前は推薦をもらえばほぼ確実に内定がもらえていましたが、不景気の影響で最近は推薦でも落ちることは割とあるので注意が必要です。
2. 文系の学部からエンジニアなどの理系職に就職することは難しい
2つ目の理由は文系の学部に行くと選択できる職種の幅が狭まってしまうことです。
なぜなら大企業の研究や開発、製造、システムなどに関連するエンジニア職はたいてい理系の学生しか募集していないからです。
3. 理系の学部から文系就職することは難しくない
3つ目の理由は先程の理由に近いですが、理系の学部から営業などの文系職に就くことは難しくないことです。
私の周りの理系学部の人たちにも製造業などではなく、商社や銀行、コンサル会社などに就職している人はたくさんいます。
将来やりたいことが決まってない場合は、選択肢がなるべく多く就職にも有利な理系を選んだ方がよいと言えます。
進路についてまとめ
今回は将来やりたいことが決まってない学生やその親御さんの参考になればと、進路について書きました。
得意科目ややりたいことがある人はそれを基準に進路を決めてもいいですが、どちらか選べないという人は理系を選んでおけば就職に有利なのでおすすめです。
ただし、理系にした場合、
・学部に女性が少ない
・4年のときは卒業論文などで文系より忙しい
などの欠点もあるため、そこは頭に入れておいてください。
今回は以上!